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グーグル帝国ヤフーを大きく引き離す

グーグル帝国ヤフーを大きく引き離す

検索サイトの2強といわれているグーグルとヤフーだが、

どうやら1強時代に突入しそうだ。

グーグルとヤフーの2007年1−3月期決算がまとまったが、

数字でみるとお互いの明暗がくっきり分かれた。


グーグルはコア事業である、ネット広告分野の収入が大きく伸びて売上高が前年同期比63%増の36億6300万ドル(約4330億円)、純利益は69%増の10億200万ドル

一方、ヤフーも広告収入は伸びたものの、検索エンジンの開発に費用を費やしたため、純利益11%減の1億4200万ドルとなった。

検索エンジンの方向性(グーグルはロボットでヤフーは人)の違いがここにきて、収益という数字で表面化されてきている。

グーグルが広告収入で収益を上げてきているが、その50%以上が本国(アメリカ)以外というのも注目したい。

つまり、インターネットの広告市場が全世界に広がりつつあるとうことを示している。

IT、とりわけインターネットの世界はアメリカ主導型といわれてきたが、その勢力図も段々移り変わってきているのだろう。

アフリカやアジアの一部地域でもまだパソコンすら行き渡っていない現状をみると、インターネットの市場は無限の可能性を秘めている
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企業も認めたブロガーの口コミ戦略

サイバーエージェントが「アメブロ」で口コミ戦略に乗り出した。

サイバーエージェントはインターネット広告の先駆者としてIT分野で幅広く展開しているが、サイバーエージェントが提供しているサービスの一つである「アメブロ」は160万人もの会員を取得しているブログサイトだ。
http://www.ameba.jp/

その強みを活かして、自社で抱えるユーザー(会員)を企業の宣伝部隊として活用しませんか?

というのが、今回サイバーエージェントが展開する「AmebaPR

これもWeb2.0の発想だが、

既にカルピス、ウォルト・ディズニー・ジャパン、ホテルオークラ東京ベイ、長谷川酒店、清川屋、新杵堂が導入を決めている。

企業サイトとしては、このサービスを利用することにより、インターネット上で定着化しつつある”口コミ”の利益を享受することができる。

知人や信頼のある口コミからの購買率は6割りから7割に達するというデータもあるほど優れており、

特に最近は、Blogによる”口コミ”が効果を出しはじめている。


今回の「AmebaPR」は、

『企業がウェブ上での簡単な操作により、160万人にも及ぶ「Ameba(アメブロ)」の会員を対象に、ブログ管理画面上にブログ記事投稿の材料としてブログ向けのリリースを掲載できる。企業は、PRを行いたい商品やサービスの特性に合わせて、ブログのジャンルや波及力などの観点から、依頼をするブロガーを選びリリース掲載のアプローチを行う。』
(iza!4月16日付記事から)

というもの。


企業が自社の記事をブロガーに依頼するという点では、前回このブログでも紹介した「ドリコム」のサービス
http://web2marketing.seesaa.net/article/37452524.html

とは着眼点は異なるが、個人的には、こちらのサービスのほうが現実的だ。

サイバーエージェントとはこのサービスで年内2億の受注を目指しているが、

口コミの当時者である「ブロガー」には、どんな利益をもたらしてくれるのだろうか?

一ブロガーとしては、そちらのほうが氣になる。。


これから、「AmebaPR」に類似したサービスが出てくることが予想されるが、

三者がそれぞれキャッシュポイントを分け合えるビジネスモデルが確立されてくれば

”Blogマーケティング”という新しいマーケティング分野が確立されてくるだろう。

ほんの数年前までBlogという「日記」が何に役立つのか、みな手探り状態だったが、

この流れをいち早く乗りこなせたものが、次のビジネスを制覇するだろう。

サイバーエージェント=http://www.cyberagent.co.jp/

http://news.livedoor.com/article/detail/3121618/
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Googleがまた大きな買い物を・・

Googleがまた大きな買い物を・・

買い物好きのGoogleが、今までで最大の買い物をした。

アメリカグーグルYou Tubeを買収した話しはまだ記憶に新しいが、

それを上回る買い物をグーグルが発表した。

ディスプレー広告では大手の「タブルクリック」の全株式を年内に現金で買い取るとしており、

買収額は31億ドル(約3700億円)で、You Tubeを買収した額(16・5億ドル)の倍近い額で買い取る。

グーグルタブルクリックを買い取ることにより、さらにグーグルのWeb広告戦略が加速する。

タブルクリックが今まで強みにしていた「ディスプレー広告」のノウハウ・マーケティング・マネジメントetcetc・・・

そして、タブルクリックと取引していた広告代理店や広告主がグーグルにとってのリソースとなる。

今回の買収は何を意味するだろうか?

少なくとも、グーグルが提供しているサービスを利用しているユーザーにとっては朗報だろう。

個人的な意見だが、このニュースを聴いたとき「ますますチャンスが広がった!」と心躍った。

直接的にはまだ関係ないかもしれないが、ダブルクリックが今まで抱えていた顧客=広告主が、自分にとっても顧客になる可能性が大いにあるからだ。

これは、特にグーグルの広告戦略にかかわっている人であればピントくるはず。

グーグルが本氣で世界制覇を目指しているのが分かる今回のお買い物劇

グーグルが提供している・・・に参加しているユーザーが進んでグーグル(とグーグルの広告主)を広げていき、そのユーザー(の働き)に対してグーグルはより魅力的な買い物をしていく。

ここにWeb2.0の勝ちパターンを見た。。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000303-yom-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000094-san-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000005-rbb-sci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000008-zdn_n-sci
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